誠に面白くもないお知らせで恐縮で御座いますが、
誠に面白くもないお知らせで恐縮で御座いますが、
不機嫌亭ゲーム班様 『錬電術師 -HexaQaurker- 』応援痛ハーレー 2009年 コミックマーケット77仕様
が
盗まれちゃったんだよね、これが。
1月15日の朝、会社に行こうとして実家の玄関を出たらば、
昨晩車体カバーかけて、、ハーレー純正セキュリティ(アラーム付きイモビライザー)は当然かけて、
防犯チェーン3本(その内一本は車体と車体カバーを繋ぐのに併用)で繋いで停めておいたバイクが
影も形もありゃしません。
後に残るは剥ぎ取られた車体カバーと、切り裂かれた防犯チェーンの布カバーの一部と鎖のコマ。
恐らくは鎖を切断するときに負傷したのかと思われるような、
飛び散った血痕のような(血痕じゃないけど)付着物。
「おや?」と思う心にばっちし連動、右手にゃ携帯。
速攻で110番通報。
バイク盗難事件の時には、警察機構がまずアテにはならないのは周知の事実。
担当官が来る前に、出来うる限り現場の記録を取る事と、
現場付近に遺留品がないかどうか調べるのがバイク乗りの基本だと思いねぇ。
現場写真を撮っていたら担当官が来たので事情聴衆開始。
案の定、バイクのメーカー、車種、登録ナンバー、フレームナンバー、車両価格、と
被害届けとして一通りの書類作成に必要な情報のみで現場検証も何もなし。
「血痕上のもの」が血痕かもしれないので、後からもう一度血痕採取にくるからと
一旦署に戻られた後、付近を捜索してみると…
なんと、
フロントタイヤがあった場所の直ぐ横の縁石に百円玉が落ちている!
ラッキー♪ 朝からツいてるじゃん♪♪
じゃなくて、誰がこんな所に置くんだよ。平成不況の今日日、百円玉が路上に落ちてりゃ
間違いなくお財布直行毎度あり~~~~~!ってなモンだろよ。不自然極まりない。
更に、
道路反対側の金網で蓋のされた排水溝に切断された防犯チェーンが投げ捨てられている!!
おまけに排水溝の直ぐ上の縁石にゃぁ、火がついたままそこに置かれて燃え尽きたと思わしき
煙草の吸いさし(銘柄:パーラメント)が置いてある!!
なんかテレビの通販番組みてぇだな。後からぞろぞろ「おまけ」がいっぱい。
バイク盗難事件としては、これは極めて珍しいケースで、
大抵の場合、切断された防犯チェーンは
(窃盗犯が切断器具を特定されないためとか理由は色々あるが)
証拠隠滅のためお持ち帰ってしまう。
何より重要なのは、路上に接地していない限り、中空での切断はまず不可能に近いと言われた
衣川製鎖の「かてーな!!α」という防犯チェーンが見事にぶった切られて、切られたコマと鎖が
両方とも現場に残されていると言う事に間しちゃ盗まれた本人共々
ハ~~~イジもびっくり!
バビョ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ン!!
ってモンですよ。えぇ、ホント。
防犯、バイクの盗難予防に関しちゃ、ハーレーでなくともその昔から結構気を使っていて、
盗難情報のサイトとかは頻繁に見て情報を集めたりして、自分の条件に合った、
それでも(金銭やら何やら)手の届く範囲でベストと言うには程遠く、
盗難される注意、警戒を怠ったと言う責も当然あるし、
「地球ロック」と言われる方法か、それに相当する防犯対策をとっていなかった事もあるが、
家屋の立地条件上それらは「どうやっても無理!」といった結論上から考え付いた
いくつかのプランを練って施工の相談をしている矢先だったのも、
中々旨いタイミングで盗まれたもんだわってトコだろか。
自分としては、せっかくのこの珍しいケース、
持てる情報の全てを広く世に公開して、今後全国で起こりうるであろう
バイク窃盗事件に対してネットやら雑誌やら各メディアを通じて
バイクユーザー達に注意を促す事と、盗難に対する意識、感心を
高めてもらえるように動く事がベストなんじゃないだろか。
んで、
最終的には、バイク窃盗事件に対して消極的、非協力的な警察機構に
もっと本格的に、真剣に取り組んで貰えるように、
社会そのものから揺さぶりをかけられれば、これ上等だろうと思う。
車に関しちゃ、官民共同、おまけに各保険会社が多額の資金をあてて
盗難された車を水際で阻止しようと日夜頑張っているらしいが、
バイクはその適用外であり、警察に届け出る以外で出来ることといえば、
ネットに存在する盗難ネットワークに盗難情報を掲載してもらい、
被疑者不在で検察に告訴状を出し、警察当局の重い腰を
無理やり上げさせる位までだ。
ここで書くのも今更だし、バイクに乗らない人にはあまり感心の無い事だけど、
バイクの窃盗事件というのは何年も前から全国各地で大規模に、
組織的且つ計画的に多発しており、
特に大型二輪の盗難は年々増加傾向にあるとの見解もあります。
二輪車全般(原付から大型まで)だと
平成20年で80354台
平成21年で76000台(平成21年 1月から11月までの合計 警察庁犯罪統計より)
とまぁ、年間8万台にも登るバイクが盗難の憂き目に遭っている。
一時のピーク時からすれば盗難件数は減少しているものの、
これは中、小型、原付の盗難台数が減ったからではないかと考えられている。
「増加傾向にあるとの見解もある」「減ったからではないかと考えられている」
と大雑把な物言いなのは、自己申告による盗難事件の
独自調査を行う各盗難ネットワークへ提供された情報を頼りにして、
考えられているものであり、
警察当局では
盗難届けで出されたメーカー、車種、排気量のデータをデータベース化していないので
年間総数での盗難台数しかわからんのですよ。
おまけに盗まれたバイクが発見される割合はたった1割にも満たない。
よしんば、見つかったとしても分解バラバラにされた挙句、
外装は傷だらけ、下手すりゃ分解された時点で別々に海外に輸送され、
組上げてみりゃ欠品だらけだったりするのですよ。
唯一、車両ナンバーは各所何かしらの際に照合するため、
データベースとして活用されるようですが、ナンバープレート変えたらわからんやん。
そのために車体ナンバーとかあるんでしょうが、車検証と照らし合わさなけりゃ
わかりませんって事で、滅多に確認を取らない。
今回のように、いざ、バイク窃盗事件発生!となっても被害届けの登録だけで、
捜査活動はやったとしても、付近の見回り程度で終わってしまうのが関の山。
昨年12月に横浜埠頭で分解されてコンテナに積み込まれた
約30台相当のバイク部品が発見された事例がありますが、
それらが盗難されたバイクだと判明したのも「盗難バイクの捜査」ではなく、
「盗難された農業用耕運機器の捜査」をしている最中に偶然発見したもので、
『決して警察当局が積極的に盗難車両の捜査をしたためではない』
と言う事を先ず認識して下さい。
次に、今回の自分の盗難事件を例に挙げますが、
実は1月から自分の実家のある横浜市港北区では、
ハーレーに限らず大型バイクの盗難が相次いでいました。
しかも、陸運局への登録ナンバーが比較的新しいと思わしきバイクのみが
盗難の被害にあっていたと、現時点では推測しています。。
何れも新横浜駅を中心としてみた場合、やや狭い範囲で盗難事故がおきており、
一晩で2台以上の大型バイクが盗難の被害に遭い、
1月13日に情報が集められただけでも3台、
自分が被害にあった15日ですら、ほぼ同時刻に複数の盗難事件の連絡が
所轄である港北警察署にあったようです。
(※同時期に京都でも多発した模様)
その中には、かなり入り組んだ所で、現地の住人か、土地勘のある人間でないと
いとも容易く道に迷ってしまうような所から盗まれたバイクもあります。
冒頭で自分のケースが極めて稀で貴重なケースだと書きましたが、
その際たるものは、「切れないと言われた鎖が切られてしまった」事があります。
『鎖と言っても、所詮は鉄だからやれば切れるし、切れない鉄なんて存在しない』
とおっしゃる方。そう思われる方。
正にその通りです。
しかし、バイクを盗む行為として、騒音を立てず、時間をかけず、
誰に気付かれる事も無くバイクを盗み出さなくてはならないのですから、
深夜に犯行は行われるとは言え、住宅街で騒音の激しい重機器や電動油圧工具
を使ったり、20分30分、ないしは1時間以上もかけて
ガチャガチャとやるわけには参りません。
暗く静かに潜航し、
疾風のように現れて、疾風の様に去ってゆく。
しかも飛ぶ鳥あとを濁さず。
拳銃は最後の武器だ。
死して屍拾う者無し。
ぶっちゃけ、そこらへんで販売されている防犯用の鎖やワイヤーなんぞは
市販されている工具で、いとも簡単に、ものの数秒から数分(3分以内)で
切断されてしまいます。
現状、バイク盗難防止用チェーンとして最も有効かつ強固なものは
株式会社キタコの「キタコロック」と呼ばれる「ロボットアームロック」シリーズ、
衣川製鎖工業株式会社の「かてーな!!」シリーズ、
職人の意地と誇りと根性で、真剣にバイク盗難に対峙されている、
この2社の製品しか無いと言っても過言ではなく、おそらく
多くのバイクユーザーの方々もそう思っておられる事だと思います。
イベントで各地をバイクで回るため、
より携帯性に優れた衣川製鎖工業の「かてーな!!α」を選んだのですが、
この鎖、相当圧力の出せるカッターでも切断するのに13分(メーカー調べ)かかる
のですよ。その間、切断中には相当大きくて不愉快な音がします。
目覚まし時計なんて比べ物にゃなりませんぜ。マジで。
それが13分以上も続きゃァ寝た子も起きるってモンですよ。
音に関してはそれ程敏感ではないので、雨やら雪やら強風の時を除いては
季節に関係なく部屋の窓を開けて、
静寂に埋もれる深夜、アスファルトの上を歩く靴音や、
家の前を行き交う車の音がはっきり聞こえる状態にしていたにも関わらず。
でも切られた。気が付かなかった。気が付く事が出来なかった。
切られた破片も鎖も手元にある。
ならばこれは現実の事で、絶対眼を背けてはいけない事実なんだと思うにつれ、
どうやったら切れるんだろう、どうやって切ったんだろうと考えると同じく、
犯行に及んだ連中は決して素人の集まりではなく、
『訓練されたプロの集団』だと言う事の認識をさらに強く思う。
10年前、いや、少なくとも5年位前から立て続けに起こるバイクの窃盗事件は
統率されたプロの集団、つまりは『窃盗団』によるものであると言われている。
ついこの間起こった銀座の宝石店泥棒のよりも尚、
大規模で、指揮系統が確立された高等なテクニックを持つ集団であると、
そう認識して欲しい。
そして、「かてーな!!α」はその前身である「かてーな!!mini(現在では廃盤)」が
一度だけ切られて改良された防犯用チェーンであり、
「かてーな!!シリーズ」のユーザーは全国で1000人を超え(多分1500人はいると思う)、
自分以前の盗難事件で切断された事例としては、
「かてーな!!mini」のその一度だけしかない。
しかし、未遂に終わった事件が幾つかあり、窃盗団はそれらを教訓とし、標的を定め、
より高性能な複数のカッターを順次装備しているか、若しくは事前調査を綿密に行い、
盗もうとするバイクがどういった防犯対策を取っているかを克明に記録し、
それにあわせた装備を整え犯行に及んでいると、そう考えて欲しい。
今回の件でメールを下さった専門家の方がいて、その方が仰るには
「どうして防犯対策、窃盗対策として「かてーな!!α」を使用している事が
窃盗団に知られてしまったのかわからない」
と言う事から頂いた幾つかのご質問、今までに報告された沢山の事例から割り出した
「窃盗団による車両特定、防犯装備の事前確認方法」には一つも当てはまらないし、
前もってネットで調べていた盗難経緯の報告から、スクーターによる尾行とか、
買い取り業者のチラシとか、廃品回収を装った偵察には、その都度対処していたし、
自分の措置が落ち度は無かったとは言い切れないが、質問された特定方法には
何一つ当て嵌まらなかった事から、自分の対処は決して間違いではなかったし、
バイクの盗難に対して自らの時間を磨り潰して
ひたすら真剣に取り組んでいらっしゃる方にとっても
自分の対処がほぼ正しかったとしたら、そこから導き出せる答えは一つ。
すでに「かてーな!!α」は窃盗団にとって『切れない鎖』ではなく、
強固な鎖を断ち切れる術と機材を常備していて、
最早その存在は決して『脅威の存在』ではありえない、
ディスカウントストアで売られている一本幾らの細い鎖と
なんらかわりはない只の鎖である。
そう考えるのが妥当ではないだろうか。
(ちなむと、「かてーな!!α」が切られたのは、自分が栄えある第一号である。)
決して行き当たりばったりの犯行ではなく、
綿密な下調べをした上でデータを採取、検討の上、
地域、車両に見合った綿密な計画をたて、
時期を狙い、僅かな隙を見て犯行に及んでいると言う事を
心に刻み脳裏に焼きつけ、認識して欲しい。
そして、もしこちらをお読みになったバイク乗りの方がいらっしゃたらば、
今一度ご自分のバイクのおかれた状況を考えてみて下さい。
再度言いますが、警察は何のアテにもなりません。
自分達で自分のバイクを守るしかありません。
何も高額のバイクを盗られたからって、怒ってる訳ではありませんよ。
寧ろよくやってくれたもんだと感心しているし、
自走にせよ、トラック等による運搬にせよ、どうやって運んだのか
不思議でしょうがない。
車に積むとしたら、板なりレールやらで地面と車の荷台を橋渡ししてやれば
楽に積み込む事ができるが、結構大きな音がする。
騒音大敵。
YouTube でも流されているが、窃盗団がバイクを他の車に積み込む時は
大抵人力で無理矢理持ち上げて積み込む。
中型のバイクや、排気量1000cc近辺で車重の軽い大型バイクならそれでいいけど、
全長 : 2.5メートル
全幅 :約1メートル
全高 :1.24メートル
ホイールベース :1.6メートル
排気量 :1600cc
車両重量 :380キロ (ガソリン満タンだったから400キロ超え)
のハーレーをどうやったら人力で車に積めるんだ?
(もしワンボックスだったら)積み込める車も限定されるぜ?
自走だとしたら、セキュリティはどう解除したのか?
(ハーレーの純正セキュリティは結構容易く解除されてしまうらしい)
あんだけ目立つ痛ハーレーでも彼らにはリスクにはならんのか?
などなど、不思議不思議、摩訶不思議。
ってな心持だったりするんですよ、これが。
バイク盗られた悔しさ、悲しさよりも、
『どう犯行に及んだか』
これだけは解明したい。
そして今回の事が
防犯対策のプロの方々、
防犯対策に真剣に取り組んでおられる方々、
全てのバイクユーザーの方々の
今後の対策のための布石となれば、
警察機構が社会問題として
もっときっちり取り組む姿勢を見せてくれれば、
防犯意識、防犯対策が日本全国規模で動いてくれりゃぁ、
俺の損害なんて安いもんなんじゃねぇの。
懐は痛ぇけど。
そう思う次第で御座いますよ。
